有害な闇に追われた人類は最小限の中核都市にシールドを張り、人々の営みは人工の太陽と月で補われている。
この世界に残る都市は、七つ。
都市紹介

残された都市群の中心的存在。
自殺者に加え、車による死亡事故が増加の一途。
上空から見ると大きく星形に区切られているようだ。

ほぼ一年中雪が舞う北方の都市。
美しい音楽や美術が発展し、偉大な詩人や作家を多く生み出している。
巨大なオペラ座や美術館を有す。

古城を中心に運河が流れるドーナツ型の都市。
曇天と霧のせいか、多都市に比べ影の出没が多い。
夜にはサーチライトが闇を掃くが、あまり効果は上がっていないようだ。

無茶な建造物に多くの人が暮らす迷宮都市。
都市の中心には底知れぬ奈落が口を開けている。
人々は迷信深く、先祖の霊を敬い、多くの死者たちと共に生きている。

ほぼ水没した列島に残る都市とその周辺の島々。
汚染されたままの海と多くの廃棄物、汚れた空気が問題となっている。
常にシールド内の島の数が変動しているとか。

合同政府により厳重に管理された自然保護区。
古今東西の種が保存されており、一般人は立ち入り禁止。
地下はさらに広大で、どうやら都市まで眠っているらしい。

世界にただひとつ残る、青い海に面した都市。
1日3時間ほど本物の太陽が顔を覗かせる。
故に影の脅威は薄く、唯一観光客で賑わう活気ある都市。ランドマークは大聖堂。

???
一番初めに闇に呑まれたとされる砂漠の都市。
都市の歴史はわずかに口伝でしか残されていないため謎が多い。
影
都市の夜に滑り込む異形のものたち。人を呑み込み、何処かへ連れ去るという。
被害は相当数にのぼるが衰退の時代には数ある不安要素のひとつであり、半ば都市伝説化されている。
人を呑んだものと獲物を物色して浮遊中の小さなものに分かれる。その他のパターンもいくつか存在するようだ。
影課
都市に滑りこむ脅威に対して合同政府は対策、駆逐を目指し各都市の警察機関に特殊部門を設置。
異能者が揃うという部門はひそやかに【SD】(Shadow Division)と呼ばれた。